なぜこの本を手に取ったのか明確な理由が思い出せないが、有る事無い事思い悩んでいたのだろう。思い悩むというよりは1人で考え込んでいた。
「一旦アドラーでも読むか」
と思ったものの、とりあえず一つの答えを焦っていたので読みやすそうで高評価がついていたこちらを選んだ。
読んでいくと当たり前(コモンセンス)なことが書かれている。人間が生きてきて思い悩みながら導き出されるようなことが書かれていて「まあ、そうな」と思いながら読み進める。
【自己決定性】【劣等感】【ライフスタイル(性格)】【共同体感覚】【勇気】などをキーワードに耳の痛い言葉をくれる。
わかっていても個人的に耳が痛かったり、刺さった言葉たち
- 現在の人生を決めているのは自分自身
- 「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ
- 未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ
- 目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ不安だから、外出できないのではない。外出したくないから、不安を作り出しているのだ。「外出しない」という目的が先にあるのだ。
- 「わかっているけどできません」とは、単に「やりたくない」だけなのだ。
- 幸福な人生を歩む人のライフスタイル(=性格)は、必ず「コモンセンス」と一致している。
- すべての悩みは対人関係の課題である。
- 自分のことばかり考えてはいないだろうか?奪う人、支配する人、逃げる人、これらの人は幸せになることができないだろう。
- 「勇気」とは困難を克服する活力のことだ。勇気のない人が困難に出合うと人生のダークサイドへと落ちていってしまうだろう。
もう少しアドラー関連の本を読んでみよう。