本書はまず著者の実際の失敗例からはじまる。賢い人でも自分と似たような過去があると親近感を抱いてしまう。と同時に、良くないなと思いながらもそのままにしている部分を再認識させられた。
内容は実際の運用の仕方などが具体的に書かれていてとても興味深買った。人間の脳は「損したくない」ので投資に向いてないという話があり自分もそんな行動をとったことが過去にある。そこからウェルスナビのサービスに繋がっていくのでこの話に納得や共感できる人は気持ちよくサービスが利用できるように思う。
私もリバランスをしなくてはと思いつつもほったらかしたりするタイプ。リバランスは値が上がったものを売り、下がったものを買う。成績が悪いものを追加で積み立て、まだまだ上がるかもしれないものを売る作業と思うと確かに脳が抵抗する。しかし利益が出たから売り安くなったもの買うという考え方に変えると心理的ハードルがだいぶ下がる。リバランス出来そうな気になってきた。