1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方 読了

「自分の感情を満たす仕事や趣味は何だろう?」
好きなことをした時に得られる感情という切り口から、脳科学者 西剛志が自己理解の深め方を教えてくれる。

これによってやりたいことが必ず見つかる!というものではないが、「何をしよう?どうしよう?」と焦ってる人は読んでみるとヒントがもらえるかもしれない。

やりたいことが見つからない原因もいくつか紹介されていて、私にとって耳が痛かったのは「コンフォートゾーンに居続ける」と「人との出合いが少ない」「やりたいことを見つけたい思いが強すぎる」だった。

「コンフォートゾーンに居続ける」
コンフォートゾーンに逃げ込み現状維持バイアスがガチガチにかかった状態で正解を導き出したい、間違えたら終わりだと自分を追い詰める毎日。自分は信用できないし具体的な方針が決まらないと具体的な行動も決められない。ダメだこりゃ。

「人との出合いが少ない」
「コミュ障ではないがコミュニケーションを拒否している」と言われたことがある。
人と喋るのが嫌いなわけではないが、人と会うのはやや疲れるタイプ。

「やりたいことを見つけたい思いが強すぎる」
こんなものが欲しいと思って買い物に出ると、違う条件の素敵なものはまるで目に入ってこないという例で説明されていた。これは注目バイアスが働いているから。寄り道は必要であると。

あとは自分の知識の中から探そうとしてしまうということも原因で、それよりは自分がどんな感情であると心地いいのかというのを自分で理解し生活することが大事だと。
確かに「やりたくないことをやらなくて済むもの」という消去法で今の仕事を昔の私が決めたのだが、正解だったんだよな。自分の感情にもっとしっかり従ってあげよう。

これを読んだあと歯医者でホワイトニングだったのだが、あの動けない時間に思考した。なんか頑張れるかも(別に頑張らなくていいのだが)。

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