アドラー心理学入門 (ベスト新書) Kindle版 読了

BOOK

ここ最近の個人的なアドラーの流れで読んでみました。

「アドラー心理学入門」ということで、アドラーという人物を掘り下げた後、アドラー心理学の育児と教育、と続き アドラー心理学の基礎理論と内容は進んでいく。アドラーは教育による人類の救済を目指したようなので、育児・教育の項目は避けられない要素だったのだろう。

アドラー心理学では「主体性」、「全体論」、「目的論」など色々なキーワードがあるがこの本はそれを一つずつ解説していくような本ではなく、概論という感じで読みやすかった。

「人生に革命が起きる100の言葉」の時と同様「コモンセンス」なことを分解して文章にしてくれているので、改めて読むと考えさせられることがある。

人の状況や考え方によって心に留まるものが違うと思う。
私は「責任」と「楽観主義」

「人生の意味は何ですか?」

アドラーは答えました。

「一般的に人生の意味はない。人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」

アドラー心理学入門 (ベスト新書) Kindle版

私はずっと「人生に意味なんてない」と言って生きてきた。
なので、この文章を読んだ時に正解だなと思ったすぐ後に「自分自身に与えるものだ」の文字を読んで
(´・_・`)こんな顔になったとかならなかったとか。

与えてないんだよね、意味。と素直に思ってしまった。与えてなければ意味はない。
アドラーが正解かどうかはわからないけど。ないものはない。

とにかくできることをやろうと思ってできることをする・・・・・・これが楽観主義です。とりあえず、できることをしてみれば事態は変わる時は変わります。

アドラー心理学入門 (ベスト新書) Kindle版

悲観主義のくせに全く努力もしないし、人並みにも動けなくて自己嫌悪だったのだけど、とにかくできることをやってみている最中。もはや手当たり次第で何一つ形にもなっていないんだけど、一旦は自分がやりたいと思ったことに素直に従ってみていいのかな、と気持ちが少し楽になりました。

私は今日から楽観主義。

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